《大政奉還はここでなされました。全てがダイナミック》
◆でっかい。
その名の通り城郭でいかめしい建造物が並ぶが本丸・御常御殿(おつねごてん)だけは他と違い屋根の形に宮中の優雅なカンジ。
二の丸御殿の庭は壮大で変化に富むが実際に回遊できないので本質は体感しにくい。
あちこちにピクニックスポットのような少し広めの場所があるのは宮中ならでは。
周囲は藤が多く花の咲く季節は更によし。
桃山書院造は一分の隙もなく絢爛豪華(自分は苦手)の連続攻撃。
休日は団体見学者が多くほこりっぽい。
見るモノ結構あり。
★徳川幕府における京都の拠点となった二条城は、徳川家康が慶長8(1603)年に京の宿館として建設した平城。
家康と豊臣秀頼との会見、大坂夏・冬の陣の参謀本部になり、慶応3(1867)年15代将軍慶喜がここで大政奉還をしている。
旧桂宮御殿を移した本丸(重要文化財)と豪壮な二の丸御殿(国宝)からなり、絢爛豪華な桃山時代の建築と内装は目をみはる。
二条城本丸御殿 にじょうじょうほんまるごてん
★築城400年を迎える今年は普段非公開の本丸御殿を1ヶ月間にわたり公開。
現在の本丸御殿は、京都御所内にあった旧桂宮邸を移築したもの。
※世界文化遺産