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曼殊院門跡 まんしゅいんもんぜき
《紅葉の名所/幽霊の掛け軸/霧島ツツジ》

◆明るい渡り廊下を進んでいくと大書院前の美しい庭園が眼前に広がる。
限られた面積の中に立体感のある作庭で楽しい。
自分好みの建物内は一様に明るく雅やか。
富士型七宝焼きの釘隠や欄間の造作・襖の模様などは遊び心いっぱいの設え。
良尚法親王は多芸者らしく門跡のいいところが随所に現れている結構お勧めの一刹。
八窓軒茶室は別に¥1,000必要。

★良尚親王が明暦2年(1656)再建造営された門跡寺院、緑豊かな庭園の見事さに加えて寄棟造りの書院随所に見られる/瓢箪の引き手/富士の釘隠/縁の梟手水/など洗練された小物が素晴らしい寺院です。
曼殊院本と呼ばれる古今和歌集など国宝指定の書を多く所蔵する。
秋の紅葉と春の霧島ツツジの頃は一段と華やかな風情になります。

●天台宗

※天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)・三不動

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| なむ&まおす | 天台宗 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
宝泉院 ほうせんいん
《血天井/五葉松/参道の紅葉が綺麗、抹茶付》

◆まず宝楽園(仏神岩雲海流水回遊花庭)なる庭園は枯山水で園治(えんや)という人が最近作庭したらしくやたらと象徴的で新興宗教を思わせる。
それぞれの場面がごちゃごちゃしていてくどい。
限られた面積に壮大なものを表現しようとしたのだろうがいささかやりすぎの感あり。
それに引き替え樹齢700年の五葉の松は曲がりくねった枝を持ち山のようにそびえていてインパクトがある。
茶席も二つあるが奥の方は見られない。
客殿の書院欄間の透かしはちょっと気に入った。

★書院は文亀2年(1502)の再建で血天井と呼ばれる天井板は元伏見桃山城の大広間床板を移したものです。
庭園の樹齢600年と言われる富士山形の五葉松が有名。
また書院窓越しの大原借景が素敵です。

●天台宗・魚山大原寺下院本堂勝林寺の僧院

※天台声明(てんだいしょうみょう)の根本道場

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| なむ&まおす | 天台宗 | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
毘沙門堂 びしゃもんどう
《公弁法親王持参の襖絵》

◆係の人がガイド゙をしながら案内してくれる。
襖や天井(三本爪の龍)に書かれた絵の説明が多く、狩野派の遠近法を結構くどいぐらい体験させてくれる。
宸殿の合わずの間では梅に雉(きじ)竹に鵯(ひよどり)が描いてあって「鳥(取り)合わない」という意味である、という話は太田道灌の逸話に似ていると思った。
北側の庭園、晩翠園(ばんすいえん)はみんな案内人の足取りに促されて通り過ぎてしまうが自分はこぢんまりしているがお堂や心字池、二つの中島、滝とかなり凝った造りで奥行きもあるいい庭だと思った。
南側の立派な枝垂れ桜や変わった趣向の手水鉢(成就院の誰が袖手水鉢に似ている)と共にこちらの方がナイスアイテムである。
無料駐車場もあり車でのアクセスはよい。
丸山応挙の鯉の絵も置いてあって修学院離宮の網と鯉の戸板と対であるともちらりと聞いた。
紅葉と桜の季節も良さそうだ。

★桜で知られる毘沙門堂は、毘沙門天を本尊とする天台宗の門跡寺院。
寺の起こりは古く奈良時代に遡り、文武天皇の勅願で行基によって出雲路のあたりに開かれていたが、兵火にあって苦難の道をたどり、江戸初期に天海僧正により現在地に再興されて以来、門跡寺院となった。
急な石段を上って仁王門をくぐると、木立に彩られて本殿、宸殿、霊殿などが並ぶ。
宸殿は後西天皇の旧殿を賜ったもので、障壁画116面は狩野益信筆の山水画。
晩翠園と名づけられた庭園には心字の池がある。春には樹齢150年のしだれ桜がみごと。

●護法山・出雲寺/天台宗

※天台宗五大門跡・京の七福神

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| なむ&まおす | 天台宗 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
二尊院 にそんいん
《秋の紅葉/6月はあじさいが綺麗です》

◆二尊は観るべし。
梵鐘も付けるし紅葉も楽しめ散策道にも変化があって楽しい。
法然縁の地だが天台宗

★釈迦如来と阿弥陀如来を共に本尊とするため二尊院と呼ばれる。
豪快な門は伏見桃山城の薬医門を移したもので門から本堂築地塀までの広い参道の紅葉が素敵です初夏の時期は紫陽花/秋の萩も見逃せません。
鐘楼横に茶店があり毛氈床几でアメ湯をすすりながらの紅葉見物も粋なものです。

●小倉山/天台宗山門派

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| なむ&まおす | 天台宗 | 19:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
頂法寺 ちょうほうじ
《京都のヘソがある寺。歴史は1000年以上。聖徳太子が創建。親鸞上人が浄土真宗を開くきっかけに成ったのはここ。》

◆聖徳太子の開基から何度も焼失し現在の本堂は明治10年の建造とのこと。
聖徳太子が沐浴した池に小野妹子始祖の一坊があり生け花を始めたことから池坊と知らされた。
隣のビルのシースルーエレベーターに乗って最上階のボタンを押すと本堂の六角屋根がよく見える。
親鸞の叡山修行時代ここで開宗(真宗)したとか由緒のある寺院だがインパクトは軽い。
花の季節だったので傘のようになった枝垂れ桜はなかなか。
へそ石も見よう。

★西暦587年、聖徳太子が開いたとされる寺。
ここで花を供えたことが華道の始まりとされ、華道の上達を願う参拝客が多く訪れる。
平安遷都の折、天皇が六角堂に御動座頂くよう祈願すると礎石(へそ石)1つ残し御堂がにわかに5丈ばかり(約15m)北へ退いた話は大変有名。
古くから京の中心といわれている。

●紫雲山/天台宗(単立)

※京都(平安京)の中心・へそ石。

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| なむ&まおす | 天台宗 | 18:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
大日堂 だいにちどう
《京を見下ろす東山に有り紅葉が綺麗》

◆堂宇・石仏(大日如来)に特筆すべきものはないが庭園にはかなりの本数楓と松が植えてあり晩秋の楽しみがありそう。
何より展望台の眺望が素晴らしく特に西展望台に登ると東山から本当に京都の街が一望できる。
見晴らしとしてはこれ以上ないスーパースポット。
展望台は鉄骨で垂直ブレースがないため少々揺れる。
一念松や日露戦争功労者手植えの松枝、垂れ桃も見よう。
二輪通行禁止。
とにかく土日でも人が少ないので見通しのきく寒い季節に弁当持参で行って地図と比べてみると楽しい。
望遠鏡もあれば更に良。

★将軍塚大日堂は三条粟田口の青蓮院の飛地です。
東山将軍塚は坂上田村麻呂の甲冑を平安京鎮護のためここに埋めた伝承があり大きな塚が有ります。
塚を境内にもつ大日堂は紅葉と桜/枝垂れ桃の名所です市街地から足の便が悪く人出は少ないですが市内を一望出来て庭園も美しく楽しい紅葉/花見物が出来ます。

●天台宗・青蓮院門跡別院

※青蓮院門跡東山飛地

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| なむ&まおす | 天台宗 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
赤山禅院  せきざんぜんいん
《赤山明神の祭日の5日に参詣して懸取り(集金)に回るとよく集金できるといわれ商人の信仰も厚い。》

◆境内は雑然としておりなぜかたくさんの神様が祀ってある。
駐車・拝観無料だけあって事物に目を引くものはない。
陰陽道の関係か盛んに占いをやっており社か寺かよく解らない感じ。
車停めにくい。

★赤山禅院は比叡山延暦寺の塔頭の一つで、天台宗第三代座主慈覚大師の遺命により、仁和4年(888)安慧僧都が創建した。
天台宗の鎮守神に、陰陽道の祖神である泰山府君を赤山明神として祀っており、神仏混淆の形態を伝えている。
御所の東北、表鬼門に位置するため、方除け・鬼門除けの神として信仰されている。
また都七福神の一つ福禄寿の寺として知られているが、他の七福神もすべて祀られている。
京の盆の五山の送り火の大文字はこの慈覚大師の遺徳をしのんだものとされる。
拝殿の屋根には鬼門除けの神猿。

●天台宗

※延暦寺別院・祭神/陰陽師の祖神泰山府君
| なむ&まおす | 天台宗 | 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
真正極楽寺(真如堂) しんしょうごくらくじ(しんにょどう)

《境内は無料/紅葉が楽しめます》

◆普通は庭園の奥に垣根や塀が見えるのだが涅槃の庭は高所にあり東山連峰を借景として解放した枯山水観賞式庭園で明るく閉塞感がない。
本堂の北側地面は陽光を遮られるため苔や落ち葉の絨毯を長く楽しめる。
本堂内部の円柱は金箔張り。
前には大きな沙羅の木がある六月半ばあたりに行くと花が咲いている筈。
九月半ば過ぎには山門近くにムクゲも咲く。
桜・紅葉共に美しいと思われ朱色の山門を入ると路が三本に分かれており一番右の路に楓が多い。
四季の間から見える露地は小さいがよくできている。
全ての生き物に手をさしのべているといわれる涅槃図は見られなかったが写真では単に手をはずしているのを後からありがたい理由を付けたようにも思える。

★正式な寺名は真正極楽寺、紅葉と桜の名所でシーズンには大勢の人で賑わいますがオフは地元の方がのんびりと散歩に訪れるだけの庶民的な寺です。
開祖は戒算上人が永観2年(984)に開山しました。
法華経巻物(国宝)など寺宝を多く所蔵。
紅葉のピーク時も素敵ですが12月になると散り紅葉が絨毯のように広がり格別の京都最後の紅葉が楽しめます。

●鈴音山/天台宗山門派
| なむ&まおす | 天台宗 | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
青蓮院門跡 しょうれんいんもんぜき
《門跡寺院/門前の楠が凄いです》

◆寺内には大きな楠が三本ある。
残念ながら青不動は複製。
庭園は二つあり東庭園は小堀遠州作と伝えられる。
縁から眺める庭園は情緒豊かで特に楓の古木がこれだけのものはちょっと無いんじゃないかと言うくらい素晴らしい。
自分が小人になってよくできた盆栽池を眺めているような気になる。
池の畔には渋めの石灯篭があり中島代わりの巨石も型破りである。
散策道は結構長く退屈しないが少々手入れ(掃除)不足。散策の途中地に付くような枝振りの楠の大木がある広い苔の庭園角の鐘楼で梵鐘を突くことができる。
またここには右近の橘左近の桜もある。
地下部分が納骨堂になっている植髪堂の所以はちょっと変わっている。
東庭園には茶室もある。不動堂造営のためにやたらと寄付を促している。

★粟田御所と呼ばれ天台宗の格式高い門跡寺院で天明8年(1788)に御所が火事の時は後桜町上皇の仮宮殿となり宸殿書院などが現存、庭園は室町期の相阿弥作で江戸期に小堀遠州が追加、藤原期作の青不動画は日本三不動で有名。

●天台宗

※天台宗五箇室門跡(ごかしつもんぜき)・三不動
| なむ&まおす | 天台宗 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
勝林院 しょうりんいん
《法然の大原問答で有名》

◆本堂は苔の庭の向こうにあり新しい感じがするが十代家治の時(再建)のもの。
内容はやはり天台宗のもので円柱を長押で囲んであり重たそうなしとみ戸がついている。
欄間の彫り物などが結構立派だが各部の損傷が目立つ。
杉苔が陽光にさらされるのでもっと水をやればいいかも知れない。

★慈覚大師の創建で法然上人が南都北嶺の僧侶と宗論を戦わした「大原問答」で有名です。
現在は三千院の賑わいの影に隠れひっそりと佇んでいますが紅葉/新緑の頃人の少ない本堂縁から見る庭園は素晴らしいです。

●魚山/天台宗
| なむ&まおす | 天台宗 | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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